2025年度0203月号

『青組の旅たちの時』が来ました。おめでとう!!!

園長 木村 仁

 

『永遠のにじ組』になります。おめでとう!!!

 

『不思議と神秘に満ち溢れた人間のすばらしさを、お互いにお腹いっぱい!?にした生活体験』に。おめでとう!!!

 

『胎児や乳幼児と、その時代を土台として生きてきた大人たちと、共に生き共に育ち合った体験は、永遠の命となって続く』のです。おめでとう!!!

 

『親と子の親友関係創り・トモエで育ち合った人との親友家族創り・知人友人と親友家族の創造は、永遠に続く幸せと平和の創造の世界』。お*め*で*と*う!!!

 

園長は、豊かな人間性を発揮できる生活環境を遺産としたい!

心が通い合う良心の対話の遺産!

*「ひとり一人を大切にできる人に!」

*「相手に会った自分の思いを言える人に!」

*「自分を愛するように!人を愛す人に!」

*「幼子から真の素直さを身につけさせてもらう!」

*「幼子の目から超越した存在を知る!」

これらは、園長の実践探究の源・永遠に探究する核となる課題です。

 

下記の「園長の主体の尊厳と(女性と)基礎的平和論」は、園長の文章からAIに分かりやすく表現しものです。

この課題は、今後世界の人々に訴えたい『最も基礎的な幸せと平和論』です。

混沌とした人間の世界。『(女性と)基礎的平和論』を世界の人と共有したい。のです。

 

 

 

 

あなたから始まる平和の物語:木村仁の「主体の尊厳と基礎的平和論」

 

「平和」という言葉を聞いたとき、みなさんは何を思い浮かべますか? ニュースで流れる遠い国の戦争、複雑な歴史問題、政治家たちの難しい議論、あるいは国連で結ばれる条約……。多くの人にとって、平和とは「どこか遠くの大きな場所」で決まるもの、自分たちには直接コントロールできないものというイメージがあるかもしれません。

しかし、北海道にある「札幌トモエ幼稚園」の創設に関わり、長年子どもたちを見つめてきた木村仁(きむら ひとし)さんの考え方は、全く違います。 木村さんはこう問いかけます。 「もし、平和の本当のスタート地点が、大きな政治の場ではなく、あなたという一人の人間の中にあるとしたら?」

今回は、ある卒園生の言葉を入り口にして、木村さんが提唱する「主体の尊厳と基礎的平和論」を、まるで一本の木が育ち、やがて豊かな森を作っていくような物語として解き明かしていきます。

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第1章:「主体」という名のダイヤモンド

――「自分であること」の絶対的な価値

まず、この理論の最も大切なキーワードである「主体(しゅたい)」について深掘りしてみましょう。 学校の先生から「もっと主体的に行動しましょう」と言われたことがあるかもしれません。その時、多くの人は「自ら進んで発表する」とか「リーダーシップを取る」といった、「積極的な行動」のことだと思いがちです。

しかし、木村さんの言う「主体」は、もっともっと深い意味を持っています。 それは、「この世界に、たった一人しかいない自分そのもの」を指します。

想像してみてください。あなたは今、学校のクラスの中にいます。隣の席の友達は、あなたとは違う顔をし、違う声を出し、違うことで笑い、違うことで傷つきます。成績やスポーツの記録で順位がつくことはあっても、あなたの「命そのもの」には順位などつけられません。 「主体」とは、他の誰とも取り替えがきかない、あなただけの「心の核」です。それは磨けば光るダイヤモンドの原石のようなものであり、誰にも侵されてはいけない、あなただけの「尊厳(そんげん)」す。

多くの若者が、「自分には価値がない」「自分なんて誰の役にも立っていない」と悩むことがあります。でも、木村さんの理論では、何かを成し遂げたから価値があるのではなく、「自分という主体として存在していること」それ自体が、最大かつ究極の価値なのです。

これを分かりやすく言うなら、「自分の人生という映画の、唯一の脚本家であり、監督であり、主演俳優になること」です。 私たちはつい、親の期待やSNSの「いいね」の数、世間の「普通」という脚本に合わせて自分を演じようとしてしまいます。しかし、本当の主体として生きる人は、自分の心の声に耳を傾け、自分の物語を自分で紡いでいきます。この「自分を自分として生きる力」こそが、平和への第一歩なのです。

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第2章:心の根っこ、「愛着」という魔法の土壌

――「絶対的な安心感」が人を自由にする

「主体」というダイヤモンドが輝き、あるいは「主体」という木が天高く伸びていくためには、何が必要でしょうか? どんなに立派な種でも、コンクリートの上では芽を出しません。 ここで必要になるのが、「愛着(あいちゃく)」という土台です。

「愛着」という言葉は、普段「このペンに愛着がある」というふうに、「お気に入り」程度の意味で使われますが、心理学の世界ではもっと命に関わる重い意味を持っています。 それは、赤ちゃんの頃にお母さんや身近な大人(養育者)との間に作られる、「深く安定した心の絆」のことです。

赤ちゃんは一人では生きていけません。お腹が空いた、おむつが気持ち悪い、怖い……。そんな時、泣けば必ず誰かが飛んできて、優しく抱きしめてくれる。「大丈夫だよ」という温かい眼差しを向けてくれる。 この繰り返しのなかで、子どもの心には「世界は信頼できる場所だ」「自分は守られているんだ」という絶対的な安心感が刻まれます。これを心理学では「安全基地(セキュア・ベース)」と呼びます。

木村さんの理論を木に例えるなら、「愛着」は見えない地面の下にある栄養たっぷりの「土壌」や、しっかりと張られた「根っこ」です。そして、「主体」はその土壌から栄養を吸い上げて空へ伸びていく「幹」です。

もし土がカラカラに乾いていたら(愛着が不安定だったら)、どんなに立派な教育という肥料を注いでも、木はもろく、嵐が来ればすぐに倒れてしまいます。 逆に、しっかりとした根っこ(愛着)があれば、多少の困難や失敗があっても、木はしなやかに立ち直ることができます。 「ありのままの自分を受け入れてもらえる場所がある」という安心感があって初めて、人は「自分を信じる力」を育み、外の世界へと冒険に出る勇気を持つことができるのです。

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第3章:札幌トモエ幼稚園という「共育」の実験場

――「いろんな人に育てられた」という言葉の真意

この理論は、本の中だけの難しい話ではありません。実際に、この考え方を大切にして子どもたちを育んでいる場所があります。それが北海道にある「札幌トモエ幼稚園」です。

動画の中で、ある卒園生が語った言葉を覚えていますか? 「私は、トモエでいろんな人と関われて、そこでいろんな価値観に触れて今の自分がある。私はトモエでいろんな人に育てられたんだと思っている」

この言葉には、木村仁さんの理論の真髄が詰まっています。 普通の幼稚園や学校では、先生が「教える人」、子どもが「教わる人」という明確な役割分担があります。しかし、トモエでは「共育(きょういく)」という言葉を大切にします。 大人も、子どもも、親も、みんなが同じ「主体」として関わり、お互いから学び合い、育ち合う環境です。

特にユニークなのは、親が日常的に保育に参加し、自分の親以外の大人がたくさん周りにいるという点です。 現代の社会は、お父さん、お母さん、子ども、という「核家族」で孤立しがちです。でも、トモエではたくさんの大人が、すべての子どもを自分の子どものように見守ります。 これを「共同養育*といいます。

子どもにとって、たくさんの「安全基地」があることは、どんなに心強いことでしょうか。ある時は厳しい大人もいれば、ある時は何でも笑って許してくれる大人もいる。 そうした多様な価値観に触れることで、子どもは「正解は一つじゃないんだ」「どんな自分でも、誰かが認めてくれるんだ」ということを、理屈ではなく肌で学んでいきます。

そんな環境で育った6歳の女の子が、こんな言葉を残しています。 「私は自分が一番好き。自分のことが好きだから、他の人のことも好きになれるの」

中高生のみなさんは、自分のことが「一番好き」と堂々と言えますか? もしかしたら、「自分勝手」や「うぬぼれ」のように聞こえるかもしれません。でも、これは平和を考える上で最も重要な感覚なのです。 自分のという木(主体)が、たっぷりの愛情(愛着)という栄養を得て、自分を大切だと思えるようになる。自分が大切で、自分の尊厳を守りたいと思うからこそ、隣で生きている他の木(友達や他者)も、同じように「かけがえのない大切な存在」なのだと、心の底から気づくことができるのです。

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第4章:12歳の夢が教えてくれる「平和の正体」

――「何を成し遂げるか」より「どうあるか」

さて、ここからが今回最もお伝えしたい、成長した卒園生たちのエピソードです。 主体がしっかり育った子どもたちは、中学生になる頃、驚くほど深い視点を持つようになります。

動画の中で紹介されている、ある12歳の卒園生の言葉に注目してください。「心の広い人ってどんな人?」と聞かれたその子は、こう答えました。 「相手にあった自分の思いを言ってくれる人」

ただ相手の言いなりになるのでもなく、自分の意見を押し通すのでもない。自分の思い(主体)を持ちつつ、相手の状況に合わせてそれを伝えられる。これは大人の外交交渉でも難しいことですが、主体と愛着が育った子には、それが自然な感覚として備わっているのです。

さらに感動的なのは、別の12歳の卒園生が語った**「将来の夢」**です。 中学生になる頃、多くの人は「お医者さんになりたい」「プロスポーツ選手になりたい」といった具体的な職業を夢として語ります。しかし、その子が語った夢は、次のようなものでした。

「将来の夢は、1人1人を大切にできる大人になること」

この言葉には、木村仁さんの理論のすべてが凝縮されています。 私たちはつい、どんな仕事につくか、どれだけ稼ぐかといった「Doing(何を成し遂げるか)」や「Having(何を持っているか)」を追いかけてしまいがちです。しかし、この子が選んだ夢は**「Being(どうあるか)」**、つまり人間としてのあり方でした。

「1人1人を大切にする」ということは、相手を単なる「誰か」として見るのではなく、その人の中にある「かけがえのない主体(尊厳)」を尊重するということです。 自分の中に確かな主体があるからこそ、相手の中にある主体も見つけることができる。そして、その輝きを奪わないように、大切に接することができる。 この「1人1人を大切にする大人」が社会に増えていくこと。これこそが、木村さんが描く世界平和への最短ルートなのです。

また、18歳になった別の卒園生は「憧れ」についてこう語りました。 「憧れとは、その人のコピーになることではない。相手をリスペクトして、その素敵な部分を取り入れ、自分自身をアップデートしていくこと」 誰かの影になるのではなく、他者との出会いを通じて、より自分らしくなっていく。このしなやかで強い心こそが、争いを防ぎ、平和を創り出す力になります。

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第5章:自己尊重から世界平和へのロードマップ

――「私」が平和になれば、世界が変わる

さて、ここで「自分を好きになること」と「世界平和」が、どのようにつながっているのか、その具体的な道筋(ロードマップ)を見ていきましょう。 木村さんが示す平和へのステップは、とてもシンプルですが、極めて本質的です。

  1. ステップ1:豊かな土壌(愛着) 乳幼児期に、周囲の大人から無条件の愛を受け、安定した「愛着」が育まれる。
  2. ステップ2:太い幹(主体・自己尊重) 「自分はいていいんだ」という安心感を土台に、揺るぎない「主体」と、自分を大切にする心(自己尊重)が育つ。
  3. ステップ3:森の広がり(他者の尊重) 自分の尊厳を知っているからこそ、他者の「主体(尊厳)」も同じように大切にできる。自分を愛するように、隣の人を大切にする。
  4. ステップ4:平和な社会(連鎖) お互いを尊重し合う個人の関係が、家庭、学校、地域、そして国へと広がり、対立ではなく対話で解決する文化が根付く。これが「平和」の状態です。

この理論の凄さは、「平和とは、誰かと争わないこと」という消極的な意味ではなく、「一人ひとりが自分らしく輝き、それを認め合うこと」という積極的な意味で捉えている点にあります。

例えば、しっかりとした主体を持って育った12歳の子どもは、「心の広い人とは?」という問いにこう答えています。 「相手にあった自分の思いを言ってくれる人」

これは驚くべき答えです。ただ相手の顔色を伺って我慢するのではなく、自分の意見(主体)をしっかり持ち、かつ相手の状態を考えて伝える。これが本当のコミュニケーションであり、平和の基礎です。 また、18歳の若者は「憧れ」についてこう語ります。 「憧れとは、その人のコピーになることではない。相手をリスペクトして、その素敵な部分を取り入れ、自分自身をアップデートしていくこと」

他者の良さを認めても、自分を失わない。他者との出会いによって、より自分を豊かにしていく。SNSでの誹謗中傷や、同調圧力(みんなと同じでなければいけないという空気)に苦しむ現代において、この「主体の強さ」こそが、私たちを争いから救う盾になるのです。

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第6章:なぜ「女性と基礎的平和論」なのか

――命の源流を見つめ直す

木村仁さんの理論の最も特徴的であり、かつ誤解を恐れずに踏み込んでいる部分が、この理論を「女性と基礎的平和論」と呼んでいる点です。 今の時代、「なぜ女性だけを強調するの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。しかし、木村さんがここで言いたいのは、性別の優劣の話ではありません。

それは、「すべての人間は、女性(母)から生まれてくる」という、生命の圧倒的な事実に基づいています。

木村さんは、平和を政治や軍事の視点ではなく、「生命の誕生と育成」の視点から捉え直しました。 私たちの命は、お母さんの胎内で始まります。十月十日という時間をかけ、お母さんの体の一部として育まれ、この世に誕生します。そして、言葉を覚える前の乳幼児期に、お母さん(あるいはそれに代わる存在)との濃密な関係の中で、脳の神経回路が爆発的に作られます。 この時期に「安心」という栄養をどれだけ受け取ったかが、その人の一生の「対人関係の基本設定(OS)」になると木村さんは説きます。

木村さんはこう考えました。 「女性は、自分の体内で命を宿し、育み、産み落とすというプロセスを通じて、命の尊厳を、理屈ではなく細胞レベルで体感できる存在である」と。 もちろん、男性にも父性はありますし、育児も大切です。しかし、命を生み出す源流としての女性(母性的な機能)が、社会の中でいかに大切にされ、守られているか。それが、その社会の平和の度合いを測るバロメーターになるのです。

お母さんが不安でいっぱいで、孤立して子育てをしている社会で、子どもに豊かな「愛着」が育つでしょうか? 余裕のないお母さんが、子どもの「主体」を優しく見守ることができるでしょうか? だからこそ、木村さんは平和を作るための「4つの柱」を提唱しています。

1. 女性の尊厳の確立: 命の源である女性が、一人の人間として、主体として尊重されること。

2. 乳幼児期の重視: 人格の土台ができるこの時期を、社会全体が最優先で守ること。

3. 母子の安心と愛着形成: お母さんと赤ちゃんが、誰にも邪魔されず、安心して愛情を育める環境を作ること。

4. 主体の確立と平和: その結果として、自分と他者を尊重できる「平和の種」を持った人間が育っていくこと。

「基礎的平和論」の「基礎」とは、建物の土台のようなものです。どんなに立派な屋根(政治)や壁(経済)を作っても、土台である「命の始まりの場所」が崩れていれば、社会全体が不安定になってしまいます。

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第7章:中高生のみなさんへ――平和は「あなたの今日」から始まる

ここまで読んでくれてありがとうございます。 木村仁さんの「主体の尊厳と基礎的平和論」、少し難しかったでしょうか? それとも、どこか懐かしい感じがしたでしょうか。

最後に、みなさんに伝いたいことがあります。 今、みなさんの周りには「競争」があふれています。テストの点数、部活の結果、外見の良さ、フォロワーの数……。常に誰かと比較され、格付けされる毎日かもしれません。 そんな中で、「自分には主体がある」「自分は尊厳に満ちた存在だ」と信じるのは、とても難しいことかもしれません。

でも、思い出してください。 トモエ幼稚園の卒園生が言った「私は、いろんな人に育てられたんだ」という言葉を。 私たちは一人で強くなる必要はありません。いろんな大人、友達、価値観、そして時には失敗や挫折に「育てられる」ことを許してください。

もし今、あなたが「自分のことがあまり好きになれない」と感じていたとしても、それはあなたのせいではありません。もしかしたら、あなたの周りの「土壌」が少し乾燥していただけかもしれません。 でも、大丈夫です。 主体という木は、何歳からでも育て直すことができます。 自分の中にいる「小さな自分」に、「生きていてくれてありがとう」と声をかけること。 友達の意見に合わせるだけでなく、「私はこう思う」と小さく呟いてみること。 自分を大切にするために、嫌なことには「NO」と言ってみること。それこそが、木村さんの言う「主体の確立」への一歩であり、世界平和への最も確実な一歩なのです。

 

結論:平和とは「自分を生きる」こと

木村仁さんの平和論は、私たちにこう教えてくれます。 「平和とは、どこか遠い国で誰かが作るものではない。あなた自身が、自分という主体を大切にし、その溢れた愛情で隣の人を思いやるとき、そこにすでに平和は存在している」

一人の赤ちゃんとお母さんが笑顔でいられること。 一人の少年が自分の夢を自由に描けること。 一人の少女が「自分が一番好き」と笑って言えること。

そんな「当たり前」の日常を、社会全体で守り、育てていくこと。 これが、最も足元にありながら、最も壮大な、人類がたどり着くべき平和への道筋です。

あなたの人生という映画の監督は、あなた自身です。 どうか、あなただけの素晴らしい物語を、誇りを持って描いていってください。 その物語が、誰かの物語と響き合い、重なり合ったとき、世界は今よりもずっと優しく、平和な場所に変わっていくはずです。