「素晴らしき二つの世界 ~Two Wonderful Worlds~

私たちは、生きている喜びをいつも感じていられるわけではありません。時には、深い悲しみや、やりきれない苦しさの中で、自分の立っている場所さえ見失ってしまうこともあります。けれど、そんな時でも、私たちは決して「無」になってしまうわけではありません。

見上げた先には、長い時を超えて届く星の輝き。内側には、絶え間なく命を紡ぎ続ける数十兆の細胞。

「素晴らしき二つの世界 ~Two Wonderful Worlds~」 は、このあまりに広大な「外」と、あまりに精密な「内」・・・二つの世界を重ねながら、私たちが支えられて生きている感覚をそっと描いた曲です。曲が流れる数分間、壮大な宇宙とミクロの生命の間を、漂ってみてください。

 

「あなたとわたし~季節がひらく~」

妊娠、出産、そして育児へと移りゆく時間のなかで、母になっていく一人の女性の心の揺れと回復を描いた歌です。

まだ見ぬ命を宿した朝の光、胸に響く小さな鼓動、眠れない夜にこぼれる涙、鏡の中で少し遠く見える自分。思い描いていた母親像と現実のあいだで揺れながらも、子どもの寝息や笑い声、ぬくもりにふれ、心は少しずつほどけていきます。

芽吹き、茂り、色づき、枯れてもまた蘇る季節のように、母と子の関係もまた、迷いも弱さも抱えながら育っていくもの。喜びだけでは語れない日々の重さと、それでも明日へ歩もうとする静かな希望を、やわらかなメロディーに託しました。