映画『新渡戸の夢』の紹介
7月に札幌で1週間の予定で上映された映画『新渡戸の夢』は、好評につき1週間の延長上映となりました。8 …
乳幼児期の子どもは、母親との一体感のなかで生きています。母親が一番安心できる対象です。ですから、子どもが必要としているときにはいつでもそばにいてあげられるように、園は毎日開放されています。母親だけでなく父親、きょうだい、祖父母など、園児や母親と一緒に過ごしたい人は、いつでも参加できます。
子どもたちがあるがままの姿を表現しているとき、そこにはみずみずしい感性と純粋な心で受け取ったことが表れています。それは時に、大人が忘れかけていた人間の本質であったりします。もしも大人が、子どもたちに謙虚な姿勢で接すれば、彼らから多くの人間の素晴らしさを学ぶことができます。子どもたちは、人間について学ぶ最良のパートナーです。
子どもはもちろん、大人だって成長したいと願っています。人間は、自らが望む活動やリラックスした関係から最もよく学びます。赤ちゃんからお年寄りまで、そしていろんなタイプの人たちが生活するなかに無数の遊び、対話、関係という成長のための学びが生じます。子どもも大人も、その輪の中でしっかりと地に根を張った成長を成し遂げていくことができます。