自然はいっぱい教えてくれる

 

自然の中での生活

札幌市南区の山の中にトモエはあります。まわりは自然がいっぱい!

文明の発達で人工的、機械的なものが増えてきました。そして、社会生活も合理的、効率的であることが求められています。しかしそうした環境では、人間の持つ感性が鈍り、また常に何かに追われるような生活になり自分を見失いがちになります。

 

園舎で感じる四季

やはり、人間にとって自然はなくてはならないものなのです。自然がもつ純粋さや素朴さ、独自性や神秘性に触れることで、人間は豊かな感性を養い、本来の自分を取り戻すことができます。自然と共に生活することで、人間も内なる自然にめざめ、またはそれらが回復することを実感できます。

山の中を歩くと、枯葉や枝を踏む音が聞こえます。目には木々や葉の様々に重なり合った造形や日の光に映し出される美しい色が飛び込んできます。養分をたくさん含んだ土は、何ともいえない香を放っています。そうしたこと以上に、人間の五感に素朴に働きかけてくれるものはあるでしょうか。自然は、人間の思惑を超えた神秘な存在です。人間が教えることのできない多くのことを私たちに教えてくれます。まさに、「自然に勝る教師なし」です。