11月27日(火)小麦粉に水で溶いた絵の具を混ぜてコネコネ!最初は色のついたべちょべちょの小麦に「うえ~」とか「うひゃ~」と言っている人もいましたが、20分ほど一生懸命こねるうちに程よい硬さの色付き小麦粉ねんどが完成しました。
それを小分けにして、みんなで分けて使います。色を混ぜて別な色を作ったり、果物や顔など、思い思いのものを作って楽しみました。
小麦粉ねんど遊びは、パンの生地のような柔らかい感触を楽しんだり、自分の好きな形を作って楽しんだりと、それは子どもたちが大好きな遊びのひとつです。
最初に小麦粉に水や絵の具を混ぜるとべちょべちょになります。その感触はヌルヌルして気持ち悪いような気持ちがいいような、何とも微妙な感触といえばそうなのですが、それは泥遊びをする時なども同じです。こうした感触に対する子どもたちの反応は様々ですが、時々とても嫌がる人がいます。
そんな人も、みんなが楽しんでいる様子に刺激されてか、徐々に(数日or数週間or数か月かけて)慣れていき、しまいには嫌がっていたのが嘘のように率先してやりたがったりするようになったりもします。嫌がっていた時から平気になった時までに、その子にはなにか大きな心理的変化が起きたのだと思います。
その変化とは何なのか定かではありませんが多くの子で、周りの出来事、人、自分への他人からの働きかけなど、それまで受け入れがたかったことを受け入れるようになるように感じます。それは、いわゆる違和感に対する受け入れの幅が広がるとでもいうような変化です。
こうした遊びでの感触の違和を受け入れることが他の違和を受け入れることに影響するのか、またその逆なのか、またはそれらは並行して進行していくのかよくわかりませんが、何か関係しているのかもしれません。