「自分と向き合い、自分を知る喜び!」
幸せになろうよ!「人間相対性理論・基礎編」
<思考のためのポイント>
(園長は、いつも新鮮な心の栄養となる素材を提供できればと思っています)
*「自己存在・自分は何もの!」を問い続けると見えてくる。
・人間は、個々絶対的存在です。個々の命、魂の尊厳は、その人のものです。
古い文書には、「神は、有って有るもの」「絶対的存在」とある。宇宙や太陽、地球は、絶対的存在です。人間が介入できない世界です。
人間も、どのような境遇に生まれても、「個の存在は、絶対的な存在」なのです。他者は介入してはならない領域なのです。大人は、個々の存在と魂の尊厳に対して、介入し過ぎていないのだろうか。トモエの生活環境の創造は、「人間の尊厳の確立にある」のです。
大人は、幼児を軽視していない!?時には、自分をも軽視してしまうこともあるのが人間、ではないでしょうか。
広辞苑には、「絶対とは」「ほかに、並ぶものが無い」とある。人間の存在は、神に近い存在であると言う文献もあるくらいです。人間は、絶対的存在である。神、宇宙、地球を軽んじてはいまいか?であれば、自分自身の神秘性も軽んじていることになるのでは・・・
園長は、50数年程乳幼児と係わってきました。言葉の表現が少ない乳幼児の存在は、神の存在に一番近い存在に感じています。古い文献には、乳幼児は、神の存在と同じに置いています。
園長自身、乳幼児は、地球や宇宙の中で一番怖い存在です。神秘に満たされた存在なのですから・・・。大人には、想像できないほど超越した世界が、繰り広げられているのです。
乳児の目を見てください。大人の心・誠意・尊厳の度合いを見ているようです。私の人生は、乳児と離れられない関係になっています。乳児の目から離れると、自分や人間を無視して生きる人間になってしまうことが分かるからです。すべての人間は、胎児期、乳児期があり今の自分があるのです。
・自分と向き合い、自分自身の神秘を見いだしましょうよ。誰でも見いだせるのです。
諦めない限りは・・・。園長が見本を示したいと、楽しみながら苦悩もありつつ・・・!
自分を誇張し過ぎたり軽視するのも、真実な人間ではなくなるのです。園長も、若い時代には多くあったのです。そんな自分が嫌になった時も多くあり、現在に至っています。
トモエの生活環境を創造し続けられるのは、「男女の愛(自分と愛する人と向き合う生活)」と「胎乳幼児の命(男女の信頼から生まれた命)」の神秘を、諦めないで探求しているからです。
「男女の愛と乳幼児の存在」は、生きるための命と言えるものですよね。人類が繰り返してきた事柄でしょう。
・人間の心、良心の豊かさは、壮大で生きている限り求めても尽きることはないのです。
自分の知らない世界が多くあり、知る喜びを体験しませんか。
トモエの実際の生活環境を見て、あなたは何を感じていますか。
「自分とは、誰?人間とは」を求め67年になりました。
今後も生きている限り「幸せを求め」「自分を知る旅は続きます」。
自分自身の心・良心の豊かさを知るためのポイントは・・・肝に銘じてね・・・
過去・現在・未来で、自分の人生は構成されていることを、心してみては・・・
誰にでも未来は、瞬時やってきています。まだ知らない自分と出会えるのです。
自分の未来に期待していると、優しさや思いやりや包容力、配慮等が、自然に表現できる自分に出会える時があるのです。豊かな人間性を持ちたいのかの、願望が伴いますよね。
ある日、一人の母親と話しをしている時に。
「園長!この頃自分の心が進化しているのが、分かってきたように思える時があるの」
“よかったね。人間は、日々進化しているんだよね。母親が進化していると、乳幼児は感じているんだよね。園長は嬉しいな!親友が増えた感じがするよ”
園長の進化体験は、人生の先輩から多くを学び、現在も大きな生きる原動力になっています。その出会いを紹介します。
- 藤田保平・スズご夫妻。大企業2社の社長をされた方です。
祖父、父親、私と三代お世話になった方でもありました。
私が40歳で牧師を辞めて、10年で築き上げた「乳幼児とその家族が支え合いながら、大自然の森の中で生活できる幼稚園を創設」すべく苦悩していました。
当時は、資金もなく、才能もないと自覚していた園長でした。
ある日、相談をしたところ想像を超えている、生きている言葉が与えられたのです。
「資金や才能があってできるなら、もうすでに世界のどこかで実行されていることでしょう。あなたの実践されてきたことは、あなたしか、できないことかもしれません」
私の10年間の牧師と園長時代の過去・現在を、奥様から聞いていたのでしょう。
藤田ご夫妻の「生きている言葉」に出会ったことで、トモエの前身である「ばんけい幼稚園」をスキー場の一角に創設しました。
30代の10年を無駄にしたくないと思う情熱で創設できたのです。
- 波多野英一郎・嘉都子(かつこ)ご夫妻。郵便局長をされていた方。
神学生時代からトモエに至るまで、大切な時に気が付くとそっと寄り添って下さっていた方でした。
貧乏学生夫婦を、差別なくそっと寄り添って下さいました。札幌に来ても、様々な出来事があっても、言葉では表現できない心が温かなる優しさで励ましを与えられていました。差別のない会話の心地よさを多く身につけさせていただいたご夫婦でした。
様々な数多くある現代社会の差別の嵐の中で、人生の難題に園長自身チャレンジさせてもらっています。
藤田ご夫妻と波多野ご夫妻の孫とひ孫が、トモエに参加して下さっています。とても嬉しいことです。ひ・ひ孫も来てくれることを願い、園長の人間性を豊かなものにしたいと未来に向けて歩みます。
すべての在園卒園家族のひ孫が来たくなるような生活環境を進化させ続けたいですね。
- 黒柳朝さん。徹子さんをトモエ学園に転向させた母。
著書「窓際のトットちゃん」が出版され、お母さんに魅力を感じて鎌倉の自宅を2度訪問することが許されました。ビニールハウス時代にも来て下さり、応援を惜しみませんでした。母のようで、また親友のようにお付き合いして下さり、園長の壮絶な時代を支えてくださいました。
- 私の母と妻洋子(ひろこ)さんは、永遠に私を支える力強い土台になっています。
永遠に支えて下さる人々は、乳幼児から在園・卒園家族。信頼をしてくださる多くの方たちに感謝です。死を覚悟した文章じゃないので、カン違いしないでくださいね!
40年後の遺言かも・・・
園長は、生と死を見つめて生きてきました。死後の世界も興味を持っていますよ。
素直に表現することを心に、かけているだけですから・・・
つづく・・・