2019年11月メッセージ

「幸せな日々を過ごす法則は、自分(人)を好きになる生活」

考察のためのポイント

*一人でも多く“幸せ”と思える日々を、生涯体験する生活を!

 

Ⅰ、自分理解=(人間理解)を、生涯求めるなら幸せはやってくる。

 それぞれの個性と成長の違いを、ありのまま受け入れることから人間理解は、始まる。

自分のありのままを素直に受け入れることから、自分の心に正直に応答しようと意識し続けていると人間理解が深まる。

自分・人を知りたいと生涯求め続けることで、人間の神秘を発見できる。人間を理解したいと求め続けていることで、人間関係が楽しくなる。楽しさや喜びを共有できることで、生きる希望が湧くものでは・・・

 

Ⅱ 自分と人間を好きになる3原則のポイント。幸せに生きる実践。

*自分(人間)と向き合い続ける生活。自分の人生を創れる。

自分と向き合うことで、自分を知り人を知る、調和のある人間理解。

向き合い過ぎて自己バランスを崩す時もある。(自分を責めるタイプ。)自分の良いバランスを見つけ出すこと(生涯)。自分と向き合うことを、しなさ過ぎる人も心のバランスを崩している。(人の責任にするタイプ。)人間は、心のバランスを調整しながら生涯を過ごす動物。

『自分自身の、そして他の人々の人生に意味を見出せない人は、単に不幸であるばかりでなく、生きるのに向いていないと言えるだろう』A・アインシュタイン

*自分の特性(人間の神秘)を感じとれる生活。長短を見極める。

人間は、不思議で神秘。宇宙と同じ。分からないことがいっぱい。だから、分かりたいと求め続ける人生を!好奇心が湧く人生は、自分の未来に何があるのかを見極めようとする楽しい人生が待っている。

*自分の人生に可能性を感じられる生活。幸せな世界があるのだ!

人間には、過去・現在・未来があって生きている。“未来は、来なくていい!”と思っても、未来は怒涛のように押し寄せてくる。であれば、楽しみながら未来を受け止めて、創造する人生を・・・。諦めずに求め続けると・・・。

 

・人は、だれでも、幸せに生きることができる。求め続ければ・・・

・園長の人生81年間、生きる意味を求め、人間観察(自分を観察し)探求からトモエは、生まれた。

「幸せ創りの生活環境を表現」したのが「現在のトモエ」。

今後、どのように変化・成長するのか、楽しみにしている。

 

Ⅲ 「幸せ創りの原則」は、母にあり!(母を、どう支えるかが重要)

*人は、すべて母から生まれる。(意識が薄れているように思える)

母の幸せ観は、子どもに大きな影響を与える存在。その母を、どのように支える生活環境を創造し続けるかが課題。

強力な協力者は、家族であり親族。そして親友家族。(人間の存在と生きる意味を失いつつある人間世界の危機を感じる)

*幸せは、信頼から生まれる。

信頼から生まれる男女の愛。

その信頼関係から生まれた命は、親の信頼を受けて信頼される喜びを身に着ける。信頼される喜びから自己肯定感は、生まれてくる。

*人は、信頼される喜びから、人を信頼する喜びも身に着ける。

*信頼関係は、生きる喜びが生まれ、生きるエネルギーとなる。

 

Ⅳ 命を生む母を、具体的に支える生活環境を模索して50年。

*トモエは、愛光・ばんけい・トモエの50年の歴史がある。

乳幼児期から、信頼されて生きる喜びを日々体験できる生活環境を、多くの人たちと創り続けてきた。今後も、成長変化する未来がある。

人間が創る世界は、完成されたものにはならない。永遠に、探求あるのみ。

『トモエの家族教育』など形には、表現できない。

*乳幼児期から、不思議で神秘的な存在であることを感じ続けられる世界を創造している。自分が尊厳のある存在であることを、大人から感じさせてもらえる世界を創ろうと悶えながら歩んでいる。

 *この50年間、乳幼児期に大きな影響を与える母親を核として(父と子)と共に、幸せを感じられる生活環境の創造を続けてきた。

 *母は、命がはぐくまれる躍動を、お腹の中から体験する存在。その存在と尊厳。母とは何か。を、実践的に探求をしてきた。母親から、「命と人間の存在の意味」を学び続けてきた。「命の尊厳」を母から永遠に感じながら生き続ける人類であってほしいと願い、実践を続ける。

 

『母と乳幼児に“敬意”をもって関われる大人(母も含むよ)になるための、時間と空間を創り、世界に発信しませんか。もう待てないよ。』                                                                                                                       

トモエの実践は、ポール・トゥルニエ博士の言葉に要約されている。

「子どもは、大人から敬意を払われている度合いに応じて自分の人格を意識し、自分の人間としての尊厳を自覚して自分自身を尊重するようになります。のちに、大人になってからの道徳的態度全体に影響を与えます。」(敬意とは何。複数の思いが、いっぱい詰まっている言葉)

「子どもの頃に遊ぶすべを心得ていた人は、大人になって働くすべをわきまえた人間になります。こういう人は、物に集中する能力とか共同作業のコツ、アイディアを生み出す力など、子どもの頃遊びのために磨いていた才能を、大人になった現在、仕事に生かすことができるでしょう。」

(遊ぶすべとは、球体的に受信し、発信する能力を刺激できる生活では・・・)

 

*トモエの生活は、この言葉を50年以上実践し続けている。

自分に正直になり、素直に表現できなくなった時には、現在のトモエの生活環境は、崩壊の道を歩むこととなる。トモエの生活環境は、日々参加する人たちの思いが創り続けている生き物。(トモエの熱帯魚たちも、適温と酸素と個体にあった食料等を失うと、生きてはいけなくなる。)

文明国と言われている日本の大人たちは、子どもたちに、どのような人間になってほしいのかを見失い、子どもたちが悲鳴を上げている。

大人は、子どもたちに与えたいはずの“幸せの本質”を見失い、どうしていいのか、もう、あきらめているとしか思えない!

1955年頃から、徐々に大人たちが“生きる意味”を考察(世代間伝達)しなくなってきた。その意味を考察し行動に起こしている人がどのくらいいるのか?

人は、子どもに何を残してきた?何を残してあげたいのかな?

私は、若い家族に申し訳なく思う。どうにかしたいよ!考え続けてきて、園長の心は、ぼろぼろだ!

 

園長は、アルべルト・アインシュタインの偉大な人生(苦悩の連続)から、大きな力を借りながら生きなければ、今を生きられないことを感じている。お母さんや家族・スタッフや多くの人と共に歩んでくださる方たちの「信頼」も、大きな生きる力になっているのは当然。

神秘な未来に向かって、前進だ!

A・アインシュタインの生き方からエネルギーを受けたくて、入院先のベッドの上で、6冊の本を読み元気になっている!

ですからね。入院先のベットの上で、このような表現になっているの!

人間は、命の危機を感じなければ、今まで以上に真摯に自分と向き合い、自分に正直になり素直に表現できないのかも。

今まで以上に、自分の人生に危機を感じながら歩みたい。

 

一人でも多くの人たちが、幸せだな~!と、一回でも多く表現できる日々を創ろう!まず、自分自身の心のバランスをとりながら・・・!!!

A・アインシュタインは、言う。

「わたしは、天才ではない。

ただ人より長く、一つのこととつき合ってきただけだ

 

「私は、特殊な才能はない。

ただ、熱狂的な好奇心があるだけだ

 

*母親と胎児と乳幼児の関係を、50年かけても分からないことがいっぱいある。熱狂的な好奇心をもって、生涯かけて長く分からないことを探求しながら生きようと思う。熱は、上がっていないよ?上がっている!参考のために、園長の平熱は36度5分   以上

 

 

追加 A・アインシュタインの言葉。「教育について」

 

教育の目標は、自主的に行動し考えながらも、社会への奉仕を、人生で成し遂げる最高のこととみるような個人の養成でなければなりません。

 

学校がつねに目標とすべきことは、若者が調和のとれた人格の持ち主としてそこを出ることです。専門家としてではなく。

 

現代の教授法が、探求への好奇心を完全に窒息させてしまっていないのは、まさに奇跡だ。何しろ、このかよわい小さな植物は、刺激のほかに自由を必要とするのだ。それがなければ間違いなく駄目になってしまう。自伝的ノート・1949年

 

知恵とは、学校教育の産物ではなく、

これを身につけようとする生涯にわたる試みの産物です。

1954年、亡くなる1年前

 

1879年3月14日ドイツ生まれ。ユダヤ人。アメリカに移住。

       孤独と孤立と苦悩の人生。平和を望む。戦争を拒否。

1955年4月15日アメリカ・プリンストン大学病院で死去。

       死因 動脈硬化症・胸部大動脈破裂 享年76歳