かまくら通路、貫通。
今日の夕方、かまくら2つをつなぐ構想に興味津々で「いつ掘るのか?」と心待ちにしていた小学生男子たちのうち6名ほどが集まったので急きょ掘削工事開始。
かまくらの横から、上から、眺めながら角度を目算で考えて堀り始める位置決め。「俺、上から掘るわ」「俺、堀った雪を外に出すわ」「ソリで運んだらいいんじゃない?」などすばやく役割分担し、上と下2組に分かれて掘り始め。上と下、別々に掘り始めた穴がちゃんとどこかで交わるのか?という不安が出てきた頃、穴の奥に首を突っ込むと、反対側の雪を掘るサクッサクッという音が聞こえます。だんだんとその音が大きくなって「近いぞ~!もうすぐだぞ~!」という声の直後、ぽっかりと穴が開き、貫通。
これは滑るのが面白いだろう、と全員一致で階段ではなく「滑り台」にすることを決定。大人が滑っても支障が無い幅と高さに穴を成形してひとまず基本形が完成しました。早速園児たちが楽しんでくれて、何度も何度もエンドレスに滑っていました。
掘り始めから完成まで50分。
共通の目標に向かってみんなで協力すること、声をかけ合いながら臨機応変に必要な事を見つけて取り組み、集中して目標を達成した時の充足感や連帯感。小学生男子だった昔の自分の体験が蘇ってきました。
昔から、かまくら作りが大好きで、1シーズンに何個も作ってた僕は、子ども達のおかげで50分だけ、現場監督の大人ではなく、小学生男子に戻った気持ちになれました。
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