家族レクリエーション

9月8日(日)家族レクリエーションが行われました。これは、家族が集ってぶっつけ本番でゲームを楽しむものです。一般でいうところの運動会に当たるものかもしれません。しかし、運動会のように前もっての練習はしません。またゲームへの参加も強制はしません。家族でやりたいゲームに参加して、いかに自分なりの楽しみをつくっていくかを目的としています。天気にも恵まれ、とても気持ちのいい一日となりました。午前の部の映像です。

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一般的に運動会というと、何日も練習を重ねて見に来る家族に園児たちの成長の姿を見せるという目的もある行事です。しかしここでは、毎日家族が参加できるので、日々の子どもたちの様子、成長の姿を詳しく観察し知ることができます。ですから、子どもたちの姿を見せるための演出も強制も必要ありません。

 

 

昼食の後に毎年恒例の仮装大会が組み込まれています。各々好きなキャラクターに変身して、パレードをします。そして、そのままの格好で踊り汗をかいたところに、なんと、北の国からアイスキャンディーを持って来てくれたアイスマンが登場しました。

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人間の中には、どこかにそれまでの自分とは違う人間になってみたい、日常とは違う世界に住んでみたいというような気持ちがあるのではないでしょうか。日本各地の盆踊りでは昔から仮装大会が開かれているし、世界各地で未開の部族でも先進国の人々でも、体に化粧を施したり美しい衣装を身に着け踊ったりします。現代では、コスプレが流行っていたりもします。子どもたちはよく遊びの中で、仮面ライダーやお姫様に変身します。彼らは自らを異界へといざない、そこの住人となって自分を越えてみることができます。異界への出入りが自由にできるのは、子どもだけに与えられた特権ではありません。それは大人にだって与えられているはずです。

 

 

午後も好天の中、なかなかハードな内容で進んで行くのでした。しかし最後には、園長からとっても涼しいプレゼントが贈られたのでした。

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普段遠くにしか見ることのできない虹が、すぐ手に届きそうなところに生じました。なんだか不思議な感覚になります。虹は夢や希望の象徴とされることがあります。しかし虹が遠くにあることで、それらは実現できなくても仕方のないことというイメージのものとしてとらえられている側面があるかもしれません。そんなところにもってきて、すぐ近くに虹ができると、夢や希望の実現可能性がグッと高まってとらえられる感覚になれました。とっても得をした気分です!