1月16日(水)今日から3学期の始まりです。みんなが登園すると、園舎の屋根の上に雪だるまが3体お出迎えしていました。
よく見ると、何か動作をしているように見えますが、これは「見る聞く言う」ことを表現しています。「見る聞く言う」といえば、日光東照宮に飾られている三猿の彫刻「見ざる聞かざる言わざる」が有名です。それは幼い猿が1匹が目を、もう1匹が耳を、3匹目が口を押えているもので、それは幼い時は「悪いことを見ない、悪いことを聞かない、悪いことを言わない」でまっすぐに育つのがよいとの教訓を現わしているそうです。
それを参考に今年、私たちは「見て聴いて話す(会話する)」という親子(人間)関係を豊かに築くためのエッセンスを雪だるまを使って表現してみました。特に大人は、子どもをよく観察し、心の声に耳を傾け、言葉のキャッチボールをすることが大切ですよね。この雪だるま、ただ可愛いと感じてもらうだけでいいのですが、先日の私たちの行った研修会で三猿の話題が出たので、もう少し別の観点で何か表現できないかと考えたところ浮かんだものをかたちにしてみました。