2019年2・3月メッセージ

人は、不思議と神秘の世界を生きています

その不思議と神秘の世界を、どのように生きていますか?

 

人生の先輩たちの言葉から考察

「私たちができることで最も美しい体験とは、神秘に出会うことだ。それこそが、真の芸術と科学のすべての源だ」と、アルベルト・アインシュタインは言う

 

「自分が何を知り、何を知らないかを知る。これがほんとうの知る、ということだ」と、孔子は言う

 

「知識は、愛であり、光であり、見る力である」と、ヘレン・ケラーは言う

 

「・・・生まれつきそなわっている子どもの“センス・オブ・ワンダー=神秘さや不思議さに目を見張る感性”をいつも新鮮に保ち続けるために、私たちが住んでいる世界の喜び、感激、神秘などを子どもと一緒に再発見し、感動を分かち合ってくれる大人が、少なくても一人、そばにいてくれる必要があります。」「美しいものを美しいと感じる感覚、新しいものや未知なるものに触れた時の感激、思いやり、憐れみ賛嘆(感心して褒める)や愛情などの様々な形の感情がひとたび呼び覚まされると、次はその対象となるものについて、もっと知りたいと思うようになります。そのように見つけ出した知識は、しっかりと身に付きます。」と、レイチェル・カーソンは言う

 

生きるために、もっとも基本となることについて、考察してみませんか?

「人は、なぜ人を愛するのでしょうか?」

「人は、なぜ結婚するのでしょうか?男女の出会いは、不思議であり神秘としか言えないのかも・・・?」

「人は、なぜ子どもを創るの?」

「家族を創るとは、不思議で神秘な世界に思えるのです。が・・・」

「夫婦(大人)は、子どもたちに何を残そうとしているのだろうか?人生を漠然と生きていると・・・」

 

親(大人)が、子どもたちに遺産として贈れるものは、何?

・ 愛し合うこと?(互いに生涯、理解し合うこと?)

・ 幸せな生活?(心がかよい合う喜び?共感?)

・ 人に大きな影響を与えてしまう胎児乳幼児期に、最高の生活環境が必要?

(胎乳幼児期は、もっとも重要な時?乳幼児期の脳は、ありのままをすべて受け入れて創られる?)

・ 子どもたちに対する親(大人)の責任は、永遠に残る?世代間伝達の脅威?

・ 乳幼児時は、大人の生き方を日々感じ取って生きている。子ともたちは、大人になってから、親たちの生き方が、クローズアップされてくるのでは・・・?

 

格言集から

「まずは夢がなければ、何も起こらない」カール・サンドバーク

「すべての夢は、かなえることができる。追い求めようとする夢があれば」ウォルト・ディズニー

「新しい目標を持ち、新しい夢を持つことに、年を取り過ぎたということは決してない」C・S・ルイス

「自分がすべきと思ったことを、実行するしかない。後悔の少ない自分の人生を生きるために」木村仁

「自分の人生にも、予想外の夢は実現する時がある。その瞬間を見過ごすな」木村仁

「人にも自分にも、敬意をもって関わる日々の努力が幸せの創造となる」木村仁

「創造的な日々を過ごすためには、自分自身と向き合い続けることにある」木村仁

 

「子どもは、大人から敬意を払われている度合いに応じて自分自身の人格を意識し、自分の人間としての尊厳を自覚して自分自身を尊重するようになります。のちに、大人になってからの道徳的態度全体に影響を与えることになります」ポール・トゥルニエ

(“大人から敬意を払われている度合い”という意味は、胎乳幼児期から始まる、と私は、確信しています。これらの言葉は、自己肯定感の基礎を創る“源”であると、言えませんか)

 

・彼は、私の人間観察研究50年間に最も大きな影響を与えて下さったスイスの精神“人格”医学者です。彼は、14歳まで自閉的傾向であったと本人が話しています。乳幼児期から苦悩の日々であったようです。14歳の時にギリシャ語教師に出会い、心から受け入れられる喜びで、人生が変わったといいます。

私自身は、ポールの著書と出会い、人間観が変わりました。人間を総合的に観察研究実践し、生涯を捧げたいと決心できたのも、彼の著書の“生きている活字”に出会ったからです。

これからも、人間の不思議と神秘を探求しながら、人間の幸せと平和的な生活の確立のために、人間の基礎科学を多くの人と共に確立したいのです。

トモエの今までの実践は、個々が幸せを感じられる人間の基礎科学を探求してきました。

これからも、“どうして!”“なぜ?”を、生涯かけて考察し続けませんか。楽しみながら・・・