2020年 冬研修
人間の基礎観察研究(人間の基礎科学)のための思考=考察
1月8日10時 映像・東山魁夷の心の祈り 白い馬の見える風景連作
何が見えてくるのか。苦悩の中から何が創り出されるのか
10時20分 映像・本田秀夫信州大学医学部教授・精神科医
NHKスペシャル・プロフェッショナル・仕事の流儀
普通とは何!・幸せに生きるとは?人間とは何!
11時30分 自己表現の時間
・二人の生き方から、何を感じた!トモエの生活の共通点は?そして
12時 ランチ
13時 トモエの生活環境を思考・考察する。
「トモエの生活環境の核となる部分」
「人的環境」
*人的環境の核・男女の信頼関係=夫婦(家庭)=信頼から生まれた命
その命は、親から信頼されて信頼される喜びを身に付ける
信頼される喜びは(自己肯定の核)人を信じる喜びとなる
信頼関係から生まれる喜びは。お互いに理解(信頼)する喜びに
生きる喜びは、心の(安定感)バランスがとりやすくなる
信頼は、「幸せの核」を創造する
+幸せ観は、年を重ねるごとに、変化し続けている
・人は、お互いに補い合って生きる(共生)もの
群れを失った動物は孤立、孤独となる。脳に損傷を受ける
文明社会は、孤立し孤独となり脳にダメージ受けてきた
・男女スタッフの調和と共生=球体的人間観察研究のために
人間の基礎観察研究と実践を目指す人材養成。長期間
自分と向き合い、特性を見出し、未来を見つめて歩む人に
+園長がしてほしいように、スタッフにも。命令しない。感情を大切に!邪魔しない!
大人や子どもたちにも、スタッフと同じに寄り添ってきた。お節介にならないように!
個々の個性の違いと自主性を重んじる・大学新卒で、自分と向き合う決心をした人のみ
*生活感ある環境・母親の匂いを感じる生活=母親(家族)の参加(共生)
・すべての人間は、母親の匂いを感じながら乳幼児期を過ごす
母との信頼関係の匂いが人の心を安定させる
母親の生活(精神的)環境が安定することを願い実践してきた
・自分を好きになり、人を好きになる生活=自分から好きな人(スタッフや友達、大人)
を見つけて生活(家族も)する
(好きな人との交流は、自然に、人の輪は広がるもの)
親(大人)の背(目)を見て、子は育つ
*自然環境・人間の感覚である五感を養う核。自然・自然に勝る教師なし!
自然環境に人は育てられる。豊かな人間性を失いつつある文明社会
自然から人の生活を切り離してはならない。バランスある脳への刺激
乳幼児から自然を切り離すな!=脳に対する刺激の基盤となる
乳幼児を育てる家族には、自然環境の居住を提供すべし!
*時間と空間
時間・個々の生活時間の違いをお互いに認め合うトモエ生活
トモエに、いつ来て、いつ帰っても認め合う=スタッフは、知っている
それぞれ、その日その日で、生活時間は変更する。お互いに補う生活
・乳幼児を預けたり、預かったり補い合うトモエの生活。宿泊しあう時も
空間・多目的に使用可能な空間・部屋に壁が無い空間・幅の広い人間関係。
好きな人から、関り人間関係の輪が広がっている
すべての空間を自在に生活=共有しながらお互いの思いを理解する生活
乳幼児から在園・卒園家族も関われる生活=好友の輪が広がっている
お互いに認め合うことの心地よさを、体験している=理解できない葛藤
共有空間は、球体的な思考が育っている=共有感覚が自然に養われている=スタッフも
15時 終わりました
1月9日10時 映像・友田明美福井大学医学部教授・小児神経科医
NHKスペシャル・プロフェッショナル・仕事の流儀
「傷ついた親子に幸せを」
発達障害って何? 寄り添うってどんなんこと?
(見た人がいるかも!でも、何回見ても新しい発見があるものです!)
*トモエの生活でも、寄り添いながらの生活が実践されている
11時 ・自己表現の時間ですよ!
12時 昼食ですよ
13時 トモエ生活環境創造の歴史=一人の人生の生き方=仕事ではない
・スタッフも仕事と思って生きていません・自分と向き合って生きている
・自分(人)を知るため=三代さかのぼり、自分の生い立ちを知ることにしている
人間関係の中で、どのように育ってきたのかを知りたいと願い、生きている
新しい発見と、気づきがある日々。不思議と神秘に満ちている自分(人間)
人間の基礎観察研究と実践を永遠に求め続ける人生・人間の不思議と神秘の探求は楽しい
人間は、完璧な人はいない。すべての人が発達途上!人間は神にはなれない!
*園長の人生から、トモエが生まれるまでの経過報告・別資料
~別資料~ 「トモエの生活環境が生まれる起源をたどる・人間の基礎科学を求めて」
・50数年の人間観察と実践の報告・永遠に実践研究は、続く!完成は、あり得ない!
(この記述は、ポイントのみ。表現が不十分であり補則を続けるので、ご容赦願う)
「トモエの生活の核」
*トモエの生活は、「人間とは」「生きる意味」の探求する場。生きている限り思考するのが人間。
*群れて生活をする共生(互いに理解を深める)の場。お互いに補い合って生きることで幸せが創
造される。
*お互いに、ありのままを認め合い(生きる喜び)ながら、幸せな生活環境を創造する場。
*過去、現在、未来をバランよく見て、生きることを模索し未来に希望を見いだす場。
*トモエは、園長の乳幼児期から15歳までの生活環境の再現をしようと実践しているだけ。
*自分自身に、素直で正直に生きるための生活環境を求めて、道草を食いながら歩んだ66年。
*多様な人間を、受け入れ合って生きる生活の創造を願って、20年お世話になった宗教から離れる。
*自分の直感を科学しながら実践。不安になると多くの人に会い学び、学説や施設見学し学び続ける現在。
*特別な教育観は、なかった。時代に即した生活環境を模索しながら歩む。今後も・・
*人は、信頼関係で生きている!信頼され信頼する喜びが、人から喪失しつつある。その回復を・・
*母と子どもの苦悩を見てきた。母子の悲鳴もたくさん聞いてきた。子どもたちに何を残す・・・
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人間の基礎科学の観察研究と実践を、世界の遺産としたい。
人間の基礎科学とは、人間に関わる全て(学門も含む)を、思考・考察する。
・女性が妊娠し命を育み、命を世に送り出す。人間の基礎科学は、ここから始まる。
世代間伝達・3~4世代さかのぼり思考、考察を続けている。
人間の基礎科学から、人間の幸せ、平和的な生活が創造されると確信をもって訴えてきた。
世界の人に、お願いしたい!
女性と胎児と乳幼児を最優先にした生活環境の創造を目指してほしい!
女性は、一人の命を世に送り出す、その尊厳を身に付けるための生活環境を創造してほしい。
愛光・ばんけい・トモエまでの51年間、園長は生涯をかけてきた。共に歩んで下さった多くの人に感謝の心が溢れている。今後も、実践を共有してほしいと願う。
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人間の基礎科学のために!園長は、考察し続けている内容。自分自身の観察と人間研究。
『園長の出世以前の母の生活環境。妊娠期間の精神的な状態が出産後も継続』
女性が命を産む意味。その背景を知る・園長は、現在も母親の相談時に実践している。あらゆる分野からの考察が必要不可欠となる。
{園長が生まれる以前の母親の生活環境を考察・10人家族の長男の嫁として嫁ぐ・第1子目の男子を1歳で失う・二人の女子を与えられた。園長が生まれる1年半前に、夫が右腕肩付近まで切断し生命の危機から脱する。東京に移転し園長が生まれる。母親は、大家族、農作業、夫の死の恐怖から解放。
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『園長出生後の生活環境』一例・母子(関係)環境学。地域社会学。共生学(共同体的生活観など)考察。
1938年 東京・豊島区雑司が谷にて生まれ。近隣の多くの人々に支えられて、家族が育てられる。
「人は、群れて補い合って生きる」「母子も近隣の人を信じ安定した生活」「豊かな自然に守られて」
「父が、右腕を片下10センチから失っていた。生まれた時から義手が壁に吊るしてあるの
を見て育つ。その影響なのか48歳で、健常児・障害児という考えを、自分の人生から無くした」
現在のトモエの補い合って生きる生活環境の原点は、15歳までの生活環境にある。
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『戦争が激しくなり家族で疎開』一例・豊かな自然の中で生活。山川田んぼ。幼児期と自然環境。環境学。
1945年 宮城県・石巻に疎開・第二次世界大戦終戦。
北上川や山、田んぼ小川などで「創意工夫」し大自然の中で遊ぶ。北上川で泳ぐ。
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『大都会、戦争の焼け野原の中で生活』子どもが大人に守られてゆったりと生活する。地域社会学。
1950年 神奈川県横浜市・南区の山の中に転居。
海や町の中(伊勢佐木町)で遊ぶ。「大人が作り出す行事の楽しさを知る」
「月2回の縁日の大道芸、腹話術、ゲーム。大人も子ども一体となっておみこしを担ぐ楽しさ」
中学生時代に、映画を国内外問わず、あらゆるジャンルを月平均30本以上観る。人生の教科書!
「人物伝記・音楽」「悲惨な戦争映画(ひめゆりの塔など)を観ることが多かった
・ゆえに戦争や争いを嫌うようになったと思われる」
戦後の横浜は、焼け野原であった。大人も子どもも喪失感がある中で、寄り添って生きていた。
大人も子どもも唯一の楽しみは、人との触れ合いの喜びである毎月の縁日や秋のお祭りであった。
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『北海道・大自然の中で、自分と真っ向から向き合う人生が始まる・開拓者そして・酪農』
1959年 15歳から、「自分はだれだ」「生きる意味・死の意味」を思考、悩み始める。現在に至る。
北海道に移転し大自然の中で苦悩が始まる。17歳頃から教会に通い始める。20歳で受洗。
酪農大学樋浦誠初代学長と寝食を共にする。純粋で情熱家。三愛塾根釧支部長を務める。
24歳で親の希望で婚約するが破棄される。悲しみも悔しさもない自分に疑問を感じる
親のために結婚しようとしていた。相手に失礼。自分を失っていた。自分のしたいことは何か。
“自分を知りたい”という願望がよみがえる。結婚していたらトモエは、存在しなかった?
母親に、「自分は、神と人間について専門に学びたい」と、相談する。
母は、「仁の人生だから、自分のしてみたいことをしてみたら。」
母は、私にいてほしいと願っていただろうに。母の信頼を、生涯心の中で育て続けている。
母の信頼に、応えられる自分になるよう、現在も励んでいる。
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64年 『人間と神について学ぶために、聖書学院に入学。』北海道・釧路市。
・結婚して二人で通う
・3年目に子どもが生まれ子を連れて夫婦で学ぶ。教授が、私たちの子を抱っこしながら、
家族的温かな空気の中での学びは、私の心に深く刻まれる。
家族的な学び・家族の匂いを感じる授業。以後、生活感のある人生の重要性を、
生涯大切に育てている。
現在のトモエ生活環境の基礎を構築する時代・10年間。
69年 北海道・十勝・上士幌町にあるプロテスタント教会牧師に就任。
教会付属・愛光幼稚園長に就任。 メノナイト派は、第一次世界大戦から戦争に参加を拒否。
平和主義者が多く存在していた。戦後の映画で、戦争の悲惨さを感じた私は共感した。
作家・三浦綾子夫妻教会の講演会に一泊で来てくださる。人間の原罪について考察する。誠実な夫婦。
以後、大きな支えとなる夫婦であった
*とんでもない決心をしでかす!
71年 3人の教諭を、退任させる。=幼児教育とは何かを根本から見直す結果となった。
教諭間の争いが、二年間続いた。指導しても変化しなかった。親に脳を傷つけられた教師が。
『幼児は、見ている。幼児の前に立つ資格はない教師』と決断。
『幼児の感性の素晴らしさと、幼児教育者の責任の重さを、知ることとなる。』
すべて園長の責任。その重大さを、生涯背負う原点がここにある。
74年 教諭が協調しながら生活する環境を見出す。
*教諭(自分も含む)養成の基本は、個性や現在ある感情を受け入れる
・自分自身と向き合うよう声掛け。
ほめ過ぎ、怒り過ぎは、自分と向き合うことを奪うことにもなる。
*男女4人体制のチーム・ティチング。生活は、両性で成り立っている。両性の特性を生かし合う。
園舎オープンスペース化は、教諭か協調せざるえない環境。
母親実習を制度化。母親の参加に結び付く。いつも参加は、教師養成につながる!親との共生。
母親参加は、母子関係の理解になる=人間の基礎科学観察研究の大きな支えになっている!
母子関係学を基礎とした教育の確立を願う・教育とは、人の幸せを創造するためのもの!
母親が参加することで、母の匂いを感じて生活できる幼児の精神的安定が増幅!
母の参加でより理想的なトモエの生活環境が日々創造されていく。現状が証明している!
*自然環境に親しく関わる・実践。乳幼児から自然を切り離してはならない。自然に勝る教師なし。
*園庭に、心と体を刺激できる遊具を多く取り入れる。自然体験重視。
多くの人生の先輩から、配慮され多くを学べたことは、園長の人生を支えておらえている。
ドイツ・幼児教育の父 フレーベル研究第一人者庄司雅子広島大学教授・指導依頼来園。威風堂々!
フレーベルの晩年に、「幼児教育には、母親の学校が必要である」と主張。後に母が参加実行
児童心理学者・平井信義大妻女子大学教授・研究室や自宅に招待される。ばんけいに来訪。優しい人
劇作家・高見沢潤子氏(のらくろ・漫画家田河水泡の妻・評論家小林秀夫の実妹)来訪。威風堂々
劇作家の体験を聞き、思考を球体的に!多くを心に刻めた方。
三宅和夫北大教授・オープンシステムに関心を持ち、研究に来てくださる。ばんけい時代にも助手や大学院生を連れ研修に。写真展の推薦文を書いて下さる。気を与えられる。
黒柳朝さんの鎌倉の自宅にて面談。トモエ学園について聞き取り。母親の素晴らしさを再確認
トモエ時代になり、10回ほど応援のために来園くださった。威風堂々
76年 米国の社会共同体と人間教育の研究視察。2ヶ月間。
日本人らしい共同体的な生活環境の必要性を痛感して帰国。4年後に実行することとなる。
人種差別の問題の深さを知らされる。差別問題の核となることについて思考考察が続く。
研修費すべて、日本とアメリカのクリスチャンが準備して下さった。それに、応える人に!
78年 北海道十勝・帯広市NHKホールにて、教育写真展「オープンシステム教育実践」を開催。
国内の特色ある施設、幼稚園、保育園、小学校など沖縄から北海道を見学。
79年 愛光幼稚園長を辞任。
牧師・付属愛光幼稚園の10年間で、現在あるトモエの生活の基礎を創る。
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79年「牧師国内留学・札幌へ」
牧師・キリスト教から離れことになる。人類とすべての宗教を包み込む存在(神)を
求めることを決意する。このテーマは、永遠に探求しても結論は出ない。永遠に続く課題。
この決断の結果、全ての人のありのままを受け入れることに・・自分自身の人生の宿題に・・)
北星学園大学にて旧約聖書研究・青少年犯罪学を学ぶ。
白井常・東京女子大学教授・世界的に活躍されている心理学者・自宅に呼んで下さり励ましを受ける。2回 10時間以上時間をくださった。威風堂々
藤田保平雪印乳業社長・勇断する言葉を。「木村さんしかできないことだ。お金や才能がある人は
世界に多くいる。その人しかできないことがある。」決心の言葉となる
世界的冒険家・プロスキーヤー三浦雄一郎氏と出会う。冒険とは、心技体と資金の綿密な計画を
立てて成りたっていることを知る。園長は、自信が与えられて、人生の冒険家に?
札幌市立盤渓小学校にて特別研修。
とんでもない人生の冒険をする!
資金ゼロ・10年間の牧師、園長時代の実践の情熱だけで実行する。
バブル期が助けてくれたのかも?実現しちゃった!
札幌・大丸藤井ギャラリーにて・教育写真展「オープンシステム教育」
80年 札幌市中央区盤渓スキー場内のロッジで12月まで。無認可幼児園創設。
親が参加する教育実践。
81年 学校法人盤渓学園ばんけい幼稚園認可12月・創設者・園長就任。
12月新園舎落成。
家族自由参加幼稚園実践。
大自然の中にオープンスペースの園舎建設。
男女8名の教諭によるチームティーチング。
一部の理事が園長の人間観を理解しようとしない。苦悩の6年間となる。
米国フリースクールの先覚者パット・モントゴメリー女史、園長に会いに来て感動してくださる
宮城まりこねむの木学園訪問・教師全員12名1日実習を受け入れて下さる。
男にはない、女性の愛情の深さを感じる。私には、真似はできないと確信する。
女性の持つ、たくましさと強さを知る
84年 『人が好きになる子育て-札幌ばんけい幼稚園の自由な教育-』(一光社)出版。
85年 写真集『黒ひげ園長のいきいきファミリー教育』(491アヴァン)出版。
二冊の本の出版は、北海道新聞吉柳克彦記者が親身になって共に歩んでくださる。
(決断)86年 ばんけい幼稚園長辞任。
とんでもない冒険、
・ビニールハウス幼稚園を3月の1ヶ月間で業者が設置。親とスタッフも参加。
ビニールハウス現在の床面積と同じ広さ。幅12M奥行き25M。巨大2棟。
・ばんけい在園家族とスタッフトモエに。園舎がないのに!「信頼関係」のみ。
・4月、入園の集い。130家族。
・トモエと名付けた理由は、黒柳徹子著「窓際のトットちゃん」の本が、世界的に感動されていた。
園長の小林宗作氏が、徹子さんの話を1時間ほど聞ける人だった。
人生の先輩の実践を土台にして、自分も実行しようと決心。自分に対する期待から。
責任の重さを現在も感じる。子どもだけでなく親の話も聞ける人間になりつつあることに
感謝している。今後も、未来に向けて、歩み続けよう。
男女8名のスタッフによるチームティーチング。
家族が自由に参加できる家族教育。健常児・障害児の区別を解消。
・ビーニールハウス1年の夏・黒柳朝さん応援に来訪。
「徳光さんのズームインを見たわよ!頑張っているのね。応援に行くわ!」来ちゃった!
「ビニールハウス温たかいのね。ハワイに来ているみたい!」ですって!朝さんの配慮ある心に感激!
「私、お金があるとじゃまなのよね。使って下さる」後に、送金して下さる。その後も、何度も・・
園長自身も、お金に・・・誘惑に負けやすい人間?
87年・教育実践写真展「人間性回復のための人間教育」を東京・銀座にて開催。
・ “ ” 札幌・丸井今井デパートにて開催。
88年 学校法人創造の森学園札幌トモエ幼稚園認可・創設。理事長・園長に就任。
オープンスペース園舎新設。男女10名のスタッフによるチームティーチング。
上野動物園で、中川史郎園長と面談。動物行動学を学びながらの実践を、共感してくださる。
トモエ園舎落成記念講演に、無償で来てくださる。
社会共同体的な生活環境の創造。
総合的人間探求のための研修会・講演会を多数開催。
親たちが主体的に参加。母親の援助充実。講座・個人相談による指導。
短期・長期研修生の受け入れ。
俳優・津川雅彦氏 スタッフを伴い何度も訪問して下さる。演出や演技の呼吸法等学ぶ
90年 人間環境学会を創設。理事長就任。「季刊誌・人間物語」発行12号まで。
90年 『家族・家庭・家(夫婦・家庭の崩壊時代に思う)』北海道住宅共給公社創立40周年誌に。
92年 論文『人が育つ町』を発行。1号から12号まで発行。
99年 写真集『いいものみつけた』父母自主出版。
2001年 『創造の森の仲間たち -札幌トモエ幼稚園のファミリー教育-』(樹心社)出版。
03年 『お母さんが輝く子育てのすすめ -人間の素晴らしさを発見する教育-』(樹心社)出版。
05年 文部科学省・人権教育研究指定校。
06年 文部科学省・人権教育開発事業 報告書。提出。
「人間の豊かな感性を養い、人間の尊厳を確立する基礎的人権教育の創造」
*「教育」という言葉の意味を失っている現在の教育機関。教育という言葉に、違和感を・・・
教育とは、人の幸せを創るためのものではないか、と思われる。意味の喪失。
*教育の原点である生活。その生活を幸せの創造の場とするトモエの実践。
幸せの創造とは、自己(人間)理解から始まる。
人間理解が深まることで、思いやり、配慮、待つ心(理解していないことがあると思う心)
人には、過去、現在、未来がある。未来が瞬時訪れる。ならば、人は、瞬時変化成長している
存在。自分も含め人間を、現在の言動だけで理解してしまうと・・・
どんな人間になっちゃう?
*園長は、教育の原点である生活を重点として実践してきた。教育という言葉を現在は使うことに
ためらいを感じるため、使うことをしなくなってきた。
08年 「世界乳幼児精神保健学会 横浜世界大会」に8月1日から5日まで出席。
乳幼児と母親の関係の観察研究の遅れを感じる。・トモエの実践を再確認。
10年 世界幼児教育・保育機構
・スウェーデン世界大会にて、「トモエの親育ち」千葉大学富田久枝教授発表
*ゲストハウスやシェアハウスを運営している若い指導的立場の人の見学が増える。
・モンゴル・ウランバートルの教育関係者が6年連続で見学。
・森の幼稚園や自然体験の幼稚園関係者の見学が増えている。
・大学研究機関の見学多し。
2020年1月 「冬研修」で、友田明美福井大学医学部教授から学ぶ
友田明美福井大学教授 子どもの心の発達研究センター長
著書「親の脳を癒せば、子どもの脳は変わる」NHK出版
NHKスペシャル・プロフェッショナル・仕事の流儀「傷ついた親子に幸せを」
(2020年冬・研修で映像を見て、トモエの実践を検証した)
トモエの生活環境は、家族が育ち合える環境を、45年にわたって実践してきた。
医学的に大きな応援を得たと思う。嬉しく思う。
傷つけられた脳を世代間伝達された親の脳が、変われるように現在も寄り添い続けている。
トモエ生活の人間観察と実践は、永遠に続く・・・
+人間は、地上で最高に、おもしろい動物!不思議と神秘に満たされている人間!夫婦・母子関係・家族
家庭生活を基礎にして、人間の基礎科学の探求と実践を永遠に続ける。喜びと苦悩の道をは続くが…
+好きな人を多く創りたい。幸せの根っこだから。信頼関係の喜びが経験できる生活を創造する。
永遠に!
+胎児、乳幼児期から、脳を相対的(球体的・総合的)に刺激される生活環境を、これからも創造し続けます。胎乳幼児の子どもから、大人も刺激されて脳と心が育つ生活環境を共に創造しましょう。家族が共に喜びを感じながら、生活する環境を次世代に残すために励むことを、宣言します。
*この資料が、年々肉付けされていく努力を続けます。