11月21日(水)今年の札幌の初雪は昨日20日(火)で、それは128年前に並ぶ最も遅いものだということです。ただそれは、観測地点で日があけてすぐに降ったみぞれをさして初雪と認定したということで、市街地のどこにも積雪はありませんでした。子どもたちが待ちわびていた積雪は、翌日に迎えることができました。この日が、ここトモエの森の初雪の日です。
あちこちで雪合戦をしたり崖を滑ったり、また雪だるまを作ったりしている子どもたちの姿が見られました。
大粒の雪が舞い降りる様子が見える園舎の大窓は、まるで巨大なスクリーン。そこに近づいてみると、透明なカプセルの中に入って空中に浮かんでいるような錯覚に陥ります。
限りなく落ちてくる粒のひとつひとつを生む彼方には何があるのだろう。私たちはこの不思議な世界に生きていることを、カプセルの中でふと考えてみたりするのでした。