2019年10月メッセージ

「家族とは・家族を想う・家族の崩壊=人間(環境)の崩壊」

 私は、何ができるのかを問いながら行動している。

 行動の意味は、トモエの生活環境の創造にある。

 幸せ・平和の創造の基礎が家族にある。

               

「NHKクローズアップ現代」を時々見る。9月17日(火)是枝裕和映画監督に関心を持っていたので観た。

是枝監督とケン・ローチ、イギリスの映画監督の対談。

「映画で語る“家族”と“社会”」。トモエの生活と共通点が多くある。切り抜きを読んでどう感じますか。生涯の課題!

私は、中学2・3年生、1953年頃、横浜や東京町田であらゆるジャンルの映画を多く観た。ヨーロッパ・アメリカ・アジア映画。戦争の悲惨さを描いた映画もよく観て育った。人生の教科書になって、現在も私の人生の応援をしてくれている。私にとって映画は、人間を、幅広く深く考察することを援助してくれる。

トモエの人生劇場は、人間が不思議で神秘な存在であることを、多くの人と多くを感じて生きる喜びを体験することにある。特に人間の基礎科学を実践することにある。最新の科学が人間の底知れない神秘の世界を証明してくれている。

モエは、新しいことをしているのではない。まだ知らないことを発見しようと苦闘しているだけなのだ。社会の弱者とされている母親と乳幼児(女・子どもと軽視言葉が存在する)の神秘をトモエは証明したい。

すべての人間は、母親から生まれてきた。

すべての人間は、男女の信頼から生まれる。

すべての人間は、胎児・乳幼児期に信頼され・敬意・尊厳の基盤が与えられる。

すべての人間は、可能性に満ちた存在である。

すべての人間は、幸せ・平和に生きる権利がある。

*園長の誕生をたくさんの人が、たくさんの方法でお祝いして下さり、あ・り・が・と・う・ご・ざ・い・ま・し・た。

生きるエネルギーを、また多く与えられました。