①性別や年齢、個性のバラエティー溢れる場(乳幼児から老人までの参加)  

 

・多様な人の集まり

トモエでは、多様な年齢や個性を持つ人々が集い、それぞれが自分にとって必要な人や関わりを自由に選ぶことができます。この環境の中で、個々の個性が尊重され、自己成長や自己充実、満足感を得ることができる場となっています。  
 
 

・表現や価値観の多様さ

トモエでは、多様な人々の表現や価値観に日常的に触れることで、自分の感覚が刺激され、思考が深まり、物事を多角的に捉える認識力が養われます。こうした経験の積み重ねが、子どもも大人も自己成長を促し、より豊かな人間性を育む土台となっています。  
 
 

・成長を支え合う仲間

トモエでは、コミュニティの成員一人ひとりが互いの成長を支え合う仲間であるという意識が自然と育まれます。日々の関わりや交流を通じて、他者の変化や成長を喜び合い、自分自身も刺激を受けながら成長していくことができます。このような相互作用が、温かな信頼関係と豊かな人間関係を築く土台となっています。  
 
 

・見守り待つ

トモエでは、子どもも大人も皆が成長の途上にあることを大切にしています。個々の変化や成長を温かく見守り、焦らず余裕を持って期待しながら待つ姿勢を重視しています。このような環境が、互いの違いや個性を認め合い、安心して自分らしく成長できる土台となっています。 
 
 

②互いに支え合い、補い合い、助け合う場(生活感のある場) 

 

・共に生きる

トモエでは、個人の能力や家族の事情、体力、時間、経済状況、経験などに違いがあることを前提としています。それぞれが異なる背景や余裕を持ちながら生活している中で、親しさや信頼関係、思いやりが自然と生まれます。困っている人がいれば、余裕のある人が手を差し伸べ、互いに助け合う関係が築かれます。こうした情(慈愛)の働き合いや余裕の分け合いは、単なる助け合いにとどまらず、共に生きることの本質を体現しています。誰もが自分のペースで関わり、無理なく支え合うことで、温かな人間関係が育まれます。このような環境の中で、子どもも大人も安心して自分らしく過ごすことができ、互いの違いを認め合いながら、共に成長していくことができます。トモエ(コミュニティ)幼稚園は、まさに「共に生きる」ことを実感できる場となっています。
 
 

③国際的な雰囲気を持つ場(外国人も参加)  

 

・海外からの参加

これまでに、エジプト、ベトナム、アメリカ、フランス、アイルランド、ポルトガル、ロシア、カザフスタン、中国などの国籍を持つ方々が参加しています。近年は、モンゴルや韓国などからの見学者が増えています。  
 
 

・多様な文化や価値観

トモエでは、国際的な雰囲気を持つことで、個々がが多様な文化や価値観に触れ、自分の視点を広げることができます。このような体験を通じて、自分の文化や価値観を尊重し、他者の文化や価値観を理解することができます。また、こうした経験を通じて、個々が自分自身の成長を促し、より豊かな人間性を育む土台となっています。